【RBC Ride】GF郡上#1/真冬の郡上75km
ここ2年ほど雪がさみしい郡上エリア。今年もまったくと言っていいほど雪が降らないまま年を越して、ついに節分まできてしまいました…。
そんな、自転車乗りにはちょっと嬉しい(ウインタースポーツ愛好者には申し訳ないけれど)2月1日、冬の郡上を楽しむツーリング、通称(自称?)「GF(グランフォンド)郡上」にチャレンジしました。
雪がないとはいえさすがに朝は寒いので、スタート時間はゆっくりめの午前9時に設定です。距離的に追い込まない周回コースは、その分密度重視です。
さすがに高鷲方面は気候も時間も厳しいと思い、白鳥で折り返すルートを設定しましたが、往復して終了…にならないような山坂三昧にしてみました。
本日 郡上八幡城下町プラザ に集まったメンバーは私を含めて3名。いつものメンバーですね。郡上エリアを走り回っている時は、このメンバーで行動することが多いです。
いつもこんな山ばっかりの走りに同行してくれてありがとう。
アップがてら八幡から県道を北上し、大和まで。そこから国道156号に移って少し南に戻り、神路方面の山に入りヒルクライム開始。
はじめて走るセクションなので楽しみにしていましたが、山あいの田んぼに囲まれた村落を抜けて徐々に勾配が増してゆく踏み応えあるパート。春は青々とした水田の中を走り抜けられそうな、気持ち良さげな場所です。
神路の山から大和・古道へ下って、お次は母袋方面へのヒルクライムパート。
母袋スキー場手前の フィッシング母袋 にてコーヒー休憩。ここは釣り堀なのですが、昨年末からコーヒーやちょっとした食事もとれる休憩スポットが作られ、釣りの人だけでなくサイクリストもお立ち寄り歓迎。上り切ったひと休みに重宝しますよ。
ひと呼吸おいた後は、母袋の山を乗り越えて大間見方面に下り、白尾の道の駅にて作戦会議。この時点で正午近くになっていたので、余裕があったら行こうと思っていた北への進路(高鷲方面)は諦めて、白鳥に下りてお昼ごはんとしました。
お昼は Pizzeria GONZA。こちら方面のライドでは自分的定番ともいえるスポットです。地元の季節を感じるメニューもあり、脚でも胃袋でも郡上を楽しめますよ。
しっかりと休憩を取って、インナー/アウターウェアを適正化して、お腹いっぱいで根っこが生えて帰りたくなくなる前に出発!
冬場は休憩をこまめに取ること、その際に必ず体を拭いたりインナーを着替えたりして体表の水分を残さない工夫で、体調を崩したりすることなく走りを楽しめます。
インナーウェアなら薄くかさばらず高機能の物が多いので、大き目のサドルバッグやバックパックなどにタオルとともに入れておきましょう。ぜんっぜん快適さが違います。
帰りは下り基調の県道を一気に八幡方面へ下ります。が、今回は大和・徳永から再び母袋方面に進路をとり、最後のひと山を用意しておきました。てへ。
とりあえず、道の駅 古今伝授の里やまと にて息を整えて、いざ。
各々のペースを守って、お互いの調子に合わせて休憩をはさみながら、じっくりと坂道を攻略します。
大間見林道をやっつけたら、あとは八幡まで下るのみ。南天畑の間を気持ちよく踏み続け、予定した午後4時ジャストで八幡に帰着。我ながら見事なタイムコントロール。
この時期の注意点としては、お天気が良くてもとりあえず早めにゴールするルートを計画することと、途中に何ヶ所かショートカットできる場所(休憩するチェックポイントを兼ねると良いです)を考えておくこと、そしてその判断を迷わないことでしょうか。
まあ、前述したことはいつでも言えることでもあるのですが、特に冬場の山間地域は午後2時すぎからでも一気に空気が冷えてきますので、日が高いから(時間があるから)と言って回避の効かない長距離コースを作ると、予想外の寒さに体力を奪われ、ペースも上がらず帰着が遅くなってしまいます。
あとは、暖かい季節と比較して補給食などの「燃料」を多めに持参して、意識して摂取すること。全く動かず、休憩したりおしゃべりしたりしているだけでも、冷えた体を適温に温め続けるために相当のカロリーを消費しています。
お腹がすくとハンガーノックになって力が出なくなるのはよくご存じでしょうが、その前にボーっとしたり眠気がきたりすることもあり、高速度で移動する自転車の場合はその時点で危険な状況です。
ジェルなら2つ多め、コンビニに入ったらとりあえずラムネを買っとく!ラムネは頭に効きますよ。何と言っても安いし(笑)。
たくさん食べてしっかり休んで、冬のライドを楽しみましょう。
今回ご一緒してくださったみなさん、お疲れさまでした。