【ROAD Ride】3月1日、ひるがの初め
もう3月。早いものです。
巷では某ウイルスの猛威に戦々恐々の日々ですが、春らしい晴天に恵まれた3月朔日は、普通なら雪で遠慮する奥美濃・ひるがの高原へ足を伸ばしてみよう。
と、思い立ったのが先週末。
先月末に届いた新しいRBCサーモジャージに袖を通し、真冬よりちょっと軽めのインナーウェアをチョイスして参りましょう。
今回のルートはこんな感じで、約90km。県道や広域農道を使用して上り、国道を一気に下ってくる、ひるがの高原方面へライドされる方には定番?ともいえるルートです。
春一番と言うほどではありませんが、イジメか!といいたくなるような意地悪な向かい風に抗いながら(私、脚パンになりながら踏む感覚が好きなのでけっこう楽しい)、道の駅 古今伝授の里やまと へ。
GTBC(岐阜東濃バイシクルクラブ)さん寄贈のバイクラックを使わせてもらい、缶コーヒーをキュッと飲み干す休憩から、やまびこロードを上って一路ひるがの高原へ。
GTBCさんは今年、「ツール・ド・郡上」というライドイベントを計画されています。ボランティアスタッフの募集もしていますので、ご興味のある方はチェックを!
GTBCツール・ド・郡上!
さて気になるやまびこロードの状況ですが、道路上に積雪(残雪)はナシ!山肌から流れ出た水などの凍結も、よほど早朝でもない限りないと思いますので、そろそろこちら方面に足を伸ばしてもらっても大丈夫かと思います。
ひるがの高原 牧歌の里 はまだウインターシーズン営業中ですが、周辺の広大な畑、遠くに見える白く雪を冠した山々を見ながらのライドはいつ来ても爽快で、ココまでのきつい勾配を忘れさせてくれます(少しだけ(笑))。
ひるがの高原に着いたらとりあえず休憩。さすがにここからの長い下りは体が冷えそうなので、ウインドブレーカーで対策です(今日に関しては杞憂でしたが)。
ひるがの高原や荘川・高山方面は、春になっても天候の急変で一けた台の気温に化ける事が時々あります(私も数年前の4月末頃に松ノ木峠(荘川手前)周辺でいきなり雹雨に降られ、現地気温3度のなか半袖ジャージの丸腰。本気で死ぬかと思いました…)ので、ゴールデンウィーク前くらいまでは念のために上着を持参してライドすることをお勧めします。
あとは、このルートでは下りとなる国道156号線のひるがの高原~白鳥手前辺りは、道路左側が荒れている(舗装が割れていたり、深い亀裂が入っていたり)場所が多いので、あまり左に寄り過ぎないように、そして飛ばし過ぎないようにするのが得策です。
ほっといても60kmhくらいは出てしまう斜度で、ガードレールの向こうは断崖という場所もある高い山です。緊張で体が固くなってしまうような速度域に入らないように…。
「無事是名馬」は、競技者にもツアラーにも共通のモットー。
ヘトヘトになるまで走りまくるのも楽しいです!が、最後はケガなく事故なく笑顔で帰還。自身への戒めもかねて、シーズンインされる皆さま、ご安全に。